お前、俺らが怖くないのか。。?


お前か。。


兄さんが城の中に住まわせてるのは。。


「貴方は誰?」か。。。



俺の事はいい。 



それより、お前は人間の女だろ?



俺ら吸血鬼の事が怖くはないのか?



「怖くない」って、お前。。


何を根拠に[怖くない]って言えんだよ。。


(戸惑いながら笑う)ははっ。ほんと、変な人間。。



で、なんでこんな真っ暗な廊下に突っ立ってんだよ?



は? 帰り道が分からなくなった?



はぁ~(溜息)


お前、兄さんに城の中案内してもらったんじゃなかったのかよ。。。


「まだ案内されてない」。。。


まじか。。。。



わかった、俺が案内してやる。



こっちだ、置いてくぞ。



なるべく、歩くペースは遅くする。



俺の名前が知りたいのか?



なんでだ?



「名前がないと不便だから」。。



仕方ねぇ〜な。



1回で覚えろよ?


俺の名前は、[ルード]だ。



お前の名前はなんて言うんだ?




そうか。。。○○。。


いい名前だな。



改めて、ようこそ我らヴァンパイアの城へ。


歓迎するぜ、○○。



~終わり~