キミとであった物語


【時間:10分】


主人公💙:宙演(そらの) 流星(すばる)


彼女❤:夜闇 星輝(よやみ せいか)


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💙俺は、虹猫(こうか)学園に通う学生。


今日は、2年のクラス分けになる。


「あー。ドキドキする。」


なんで俺がドキドキしてるのか。


それはな、好きな子がいるんだ。


俺が好きな子は、この学園のアイドルって呼ばれてるんだ。


その子に、告白するかを迷ってるんだ。


「2年何組だろうか。。。」


クラス表の張り紙の方に歩いて向かうと。


彼女(キミ)が色んな男達から、声掛けられてて、少し困ってるのを見て。


俺は、助けたくなった。


「なぁ!お前ら、その子が困ってるからそんなにいっぺんに声掛けんなよ!」


俺がそういうと、男共は。話かけるのをやめ、自分のクラスへ戻って言った。


それを確認してから、俺は。


自分のクラスを見つけるために。


クラス表をさがしたんだ。


❤『あの。』


💙「へ!?」


❤『あの、さっきは。困ってる所を助けてくれてありがとう。』


💙「いや、いいんだ。キミが困ってるのは見てられないしさ♪」


❤『優しい人なんだね。ありがとう。ふふ笑 ねぇ、名前教えてくれる?』


💙「そんなことないよ/// 

あ、名前?いいよ。

俺の名前は、宙演 流星(そらの すばる)。キミは?」


❤『流星(すばる)。流れ星。ふふ笑素敵な名前♪ 私は。夜闇 星輝(よやみ せいか)。』


💙「俺の名前と同じで、星なんだな? はは笑 」


❤『そうなの! ふふ笑 なんか運命みたいな感じがするね、私たち。』


💙「運命。 そうかもしれない。(そうだったらいいのに。)」


❤『どうしたの? 』


💙「いや、なんでもないよ。」


❤『そう? あ、せいかって気軽に呼んでね? 私は、流星(すばる)って呼ぶから♪』


💙「うん! わかった! なら、俺も、せいかって呼ぶな!」


❤『ええ♪ これから仲良くしてね、すばる♪』


💙「こちらこそ。

そういえば、せいかは、どこのクラスなんだ? 」


❤『ふふ笑 私は。流星と同じクラスよ?』


💙「本当に!?(好きな子と同じクラスなのは、まじで嬉しい!!)」


❤『本当よ? ほら、あそこ。私の名前の下に、すばるの名前書いてあるから。私、気になってたんだぁ。』


💙キミに、教えて貰って。


俺はクラス表を見た。


本当に、キミと同じクラスだったんだ。


本当に運命なんじゃないかって思ったんだ。


「俺もずっと、星輝の事気になってたんだ。だから、同じクラスになれてすっごい嬉しいよ!」


その後、2人で顔合わせて。笑ったんだ。


2人で、自分たちのクラスへ向かった。


俺と星輝(せいか)は、行事がある度に。


リーダーとサブリーダーに、何故か選ばれたんだ苦笑


キミが選ばれるのはわかってたんだけど。

俺まで選ばれるなんて。思っても見なかった笑


でも、キミと一緒にいられるのなら。

俺はなんでも頑張れる気がする。


「はは笑 今回もよろしくな?」


❤『ふふ笑 もちろん♪』


💙無事に行事も終わり。


俺らは、放課後に片付けをするために2人で教室に残ってたんだ。


❤『あのさ? ずっと思ってたんだけど。』


💙「ん? どした?」


❤『すばるって、学園の女の子からすっごい、モテてるよねぇー((  ー̀ н ー́ )ムス⋯)』


💙「え? いやいや。モテてないよ? それを言ったら、星輝だって笑

学園の男の子にモテてるだろ笑」


❤『え!? そんなことないよ焦

私は、(すばる以外に)モテたって意味ないもん。。。』


💙「ん?何にモテても意味ないって?」


俺は、聞こえなかったから。

せいかの顔を覗き込んでみたんだ。


そしたらキミがが。


❤『ちょっ////ちょっとぉ/////』


💙照れながら、顔を手で隠したんだ。


その姿を見て、俺はキミの事が愛おしくなった。


直ぐに、この手で抱きしめたくなった。


学園の男共を敵に回しても、俺は構わなかった。


俺にとって星輝(せいか)は、ヒカリなんだから。


誰にも渡さない。


今、告白したらどうなるんだろうか。。。。


キミは、照れるのだろうか。。。。


それとも、振られるのだろうか。。。。


💙「(考えてたってどうしようもないよなぁ。。。。。)」


❤『すばる? ねぇーえー?』


💙「ん? どした?」


❤『いやいや、どした?って笑 何か物にふけってたから、どうしたのかなぁって。』


💙「あぁ。それはな? 今はまだ秘密だ笑」


❤『え?秘密なの!? 気になるじゃない!』


💙すっごいソワソワしてるキミが可愛くて、声を上げて笑ってしまった。


そしたら、キミは頬を膨らませて怒っていた。


その姿ですら、もう可愛くて可愛くて。


本当に抱きしめたかった。


でも。まだなんだ。


どうせ告白するのなら、学園の皆が見ている所で、してやる。


季節が変わって、もう冬の学園祭の日になっていた。


俺らのクラスは、演劇になった。


「星の王子さま」を現代ふうにした話になってるんだ。


王子は、俺。


姫は、星輝(せいか)。


こんなに、恵まれた役なんてあるのか?って思いたいくらい。


アドリブもOKだって言われたんだ。


だから、姫と踊るシーンで、俺は、

キミに告白しようと思った。



💙「姫、私と一緒に踊っては頂けませんか?」


❤『はい。喜んで。』


~少しの間~


❤『大変、時間になってしまいました。

今日は、楽しかったです。また。お会いできたら。。。。』


💙「待って!ください!

私は。俺は、せいかの事が好きです。

せいかと出会ってから、ずっと星輝(せいか)の事を思ってた。だから。俺だけのたった1人の、お姫様になってくれませんか?」


❤『え?え?泣。はい泣。』


💙「私は流れ星です。私1人では輝けません。星輝(せいか)の輝きが必要なんです。

どこに行っても、私には、星輝(せいか)だけが姫なんです。」


俺はキミの腕を自分の方に引っ張り、

逃がさないように、抱き締めて。


学園の皆に見せつけるように。


キスをしたんだ。


💙「何があっても、星輝(せいか)を守るよ。

俺だけのお姫様。

愛してる。(リップ音)」


❤『私も。何があっても、すばるが王子様だよ。愛してます。』


❤💙:これがキミと出会った物語。