兄へのドッキリを仕掛ける話


設定


姫藍(キラ)に別れを告げられるどっきりを仕掛けられた水亀(ミズキ)は、本気にしてしまい。帰って来てから、妹の紫(ユカリ)に八つ当たりする。

水亀(ミズキ)の熱が覚めてから、紫(ユカリ)に何をしたのかを知る。

泣いている、紫(ユカリ)の所に行くも相手にされず。

あたふたしてるうちに。家のチャイムがなる。

水亀(ミズキ)が出ようとするが。紫(ユカリ)が出る。

紫と共に家に入ってくる。姫藍(きら)にどっきりだったことを知らされ、ほっとする水亀(ミズキ)。


†††††††††††††††††††††


姫藍(きら)……優しくて、おとなしい女の子。面白い事にはテンション上がる。


水亀(ミズキ)……姫藍に対しては、頼れる彼氏。妹に、たいしては。一度も怒ったことないくらいのシスコン。


紫(ユカリ)……兄対してはブラコン気味。

姫藍に対しては姉として慕っている。

どっきりとかするのが好き。


††††††††††††††††


姫藍(きら)♀→


水亀(ミズキ)♂→


紫(ユカリ)♀→


†††††††††††††††††


✿:本編↓↓↓


紫「きらねぇ様、今度さお兄様反応みたいから、ドッキリ仕掛けよ?  一緒に。」


姫藍「面白そうね。………ふふ。やってみよえかな?」


紫「そう来なくっちゃ?」


姫藍「で?どんなドッキリ仕掛けるの?」


紫「んとね。彼女にいきなり別れを告げられたドッキリしてみない?お兄様のきらねぇ様への気持ちを確かめては見たくない?」


姫藍「何か、楽しそうね?  まぁ。気になる....かな?」


紫「ね?ね?  じゃあ一緒にドッキリ仕掛けよー」


姫藍「もちろんよ、ユカリちゃん(笑)」



……間……



姫藍「ねぇ、水亀。ちょっと話があるの。」


水亀「な。。。なんだよ。いきなり。」


姫藍「大事な話なの。」


水亀「お。。。おぅ。」


姫藍「私ね。もぉ、水亀と一緒にいられないんだぁ。だから。今日でお別れしよう。ごめんね(嘘泣き)」


水亀「な。。。何でだよ? 何でいきなりそんな事言うんだよ?」


姫藍「疲れたの。わかってよ!!もぉ水亀とは付き合えないの?」


水亀「あっそうかよ? 俺への気持ちってその程度だったんだな。 じゃあな。姫藍。(涙耐える)」


姫藍「(ごめんね。)」


……間……


水亀「バダン?   くっそ。何でだよ。なんなんだよ。俺が姫藍になにしたってんだよ?」


紫「あ。お兄様ぁー。おかえりなさい。何かあったのですか?」


水亀「何だよ?紫、あっち行けよ?」


紫「むぅー。そんな風に言わなくてもいいでしょ?お兄様。」


水亀「紫、お前に俺の気持ちがわかるのか?なぁ?わからねぇだろ?あ?分からねぇなら話しかけんな?」


紫「わからないけど。お兄様が心配なんだよ?」


水亀「だ・か・らぁ!!!!俺に触るなっつってんだろーがぁ!!!!」


紫「ぅ。…………痛い。…………痛いよぉ。お兄様、何で。突き飛ばすの?(嘘泣き)」


紫「もぉ、お兄様何か嫌いだ。だいっ嫌い(嘘泣)」


……間……


水亀「あ。俺は紫になんて事を?………紫、ご。ご。ごめんな。そんな嫌いだなんて言うなよ。なぁー。まじでごめんな。いたかったよな?まじでゴメン。だから許してくれよぉー。紫ぃ。」


紫「(泣き声)」


水亀「俺がどうかしてた。な?ごめんな?ほんっとぉにゴメン。だから部屋から出て来てくれよ。」


紫「………………」


水亀「頼むから。なぁ。姫藍だけでなくてお前にまで嫌われたら。どうしろってんだよ。(消え入りそうな声)」


ピンポーン


水亀「ん?」


紫「はーい。」


……間……


姫藍「紫ちゃん。こんにちは。水亀いる?」


紫「うん。いるよぉ。てか、姫藍ねぇ様。ドッキリだってことに気づいてないよ?お兄様(笑)」


姫藍「やっぱり?  でも、何かかわいそうな気がしてね。  そろそろドッキリって明かそうよ。ね?」


紫「もちろんですよ。じゃあ一緒に入ろう?」


姫藍「うん?」


……間……


紫「お兄様にお客様だよ?」


水亀「俺に?お客様?」


紫「ほらほら、出てみなよ?」


水亀「ん。」


姫藍「水亀、あのね。えと。さっきの別れようは、ドッキリだったの。本当にごめんなさい……」


水亀「へ?………ドッキリ?………テコとは、俺は、まだ姫藍と一緒にいてもいいのか?」


姫藍「もちろんだよ?試してごめんね。」 


水亀「紫、お前だな?こんなこと考えるのは。」


紫「え。………えっと。…………ご。ごめんなさい……お兄様…」


水亀「まぁいいさ。こうやって。姫藍が俺のところへ戻ってきたんだからな。」


紫「ふぅー。良かった。」


水亀「姫藍。改めて言わしてくれ。」


姫藍「はい。」


水亀「俺と結婚を前提に付き合ってください。」


姫藍「はい////// こちらこそ。よろしくお願いします。」


水亀「一生かけて幸せにするから、覚悟しとけよ?」


姫藍「うん‼」


水亀「紫、お前にはちとお仕置きだな。うん。お仕置きが必要だな。あははははは。」


紫「お。お仕置き!?!? えとえと。

遠慮させていただきまぁす!!!!」



………………おわり………………