彼氏といる所を兄に目撃される話


お仕置きをさせることになった紫(ユカリ)は、自室へ逃げる。

紫の彼氏である縁(エニシ)へ電話をする紫。

水亀は、紫に彼氏がいることを知らず。

姫藍(きら)と遊園地へ行くことになる。


そこで、紫を見かけるが。知らない男がいるため。姫藍と共にあとをつける。

紫に、見つかり。問い詰めようとする水亀をなだめる姫藍。


姫藍の問いかけには素直に答え。縁を紹介する紫に、動揺する水亀。


 †††††††††††††††††††††


姫藍(きら)……優しくて、おとなしい女の子。面白い事にはテンション上がる。


水亀(ミズキ)……姫藍に対しては、頼れる彼氏。妹に、たいしては。一度も怒ったことないくらいのシスコン。


紫(ユカリ)……兄に対してはブラコン気味。

姫藍に対しては姉として慕っている。

どっきりとかするのが好き。


縁(エニシ)……紫に対してゾッコンな為。紫のわがままも聞いてあげる優しい男の子。ただ、兄の水亀(ミズキ)に対しては、噛みつく(攻撃的な発言)事が多い。


††††††††††††††††




姫藍(きら)♀→


水亀(ミズキ)♂→


紫(ユカリ)♀→


縁(エニシ)♂→


†††††††††††††††††


✿:本編↓↓↓


 水亀「紫、お前にはちとお仕置きだな。うん。お仕置きが必要だな。あははははは。」


紫「お。お仕置き!?!? えとえと。

遠慮させていただきまぁす!!!!」

 

バタンッ←扉を閉める音(あれば。なくてもOK)


プルルル……


縁「もしもし、紫ちゃん。今大丈夫?」


紫「あ。縁くん。うん。大丈夫だよ」


縁「それなら良かった? あのさ、いきなりで悪いんだけどさ。俺と遊園地に行かないか?」


紫「え!?…いくいく?」


縁「っうっし? じゃあ、明日。楽しみにしてるな?」


紫「うん?私もオシャレしていくね?」


縁「お。おぅ//// じゃ、またな//// お、おやすみ。紫ちゃん////」


紫「うん。おやすみ、縁くん////」


プープー。プープー。


水亀&姫藍サイド


水亀「紫、逃げたな?ったく。ごめんな?姫藍。」


姫藍「ううん。こっちこそごめんね。紫ちゃんのドッキリが面白そうだったから。うん。ごめんね。」


水亀「いいさ。その代わり姫藍、俺と遊園地へいってくれるか?」


姫藍「へ?………遊園地?………うん。行きたい?」


水亀「本当は今日誘おうとしたんだが。まさか。ドッキリを、されるとは思わなくて。さ。誘うタイミングを逃してた。」


姫藍「水亀の事を心のそこから大好きだから安心して?」


水亀「あぁ。 知ってるさ?  明日迎えに行く。」


姫藍「ふふ(笑) 水亀待ってるね////」


……間……


水亀「姫藍お待たせ。ほら、お手をどうぞ、お姫様?」


姫藍「ふふ(笑)そんなに待ってないよ?お迎えありがとう水亀////何か恥ずかしいね////」


水亀「そ……そんな事言うと………俺も恥ずかしくなってくるだろ////ったく、まじで可愛いやつ////」


姫藍「ほら行こう?」


紫&縁サイド


縁「紫ちゃん、待った?って/////  何その服装////めっちゃ可愛いんだけど////これ以上惚れさせてどうするんだ?俺をーーーー?」


紫「待ってないよ?……へ?………そ、そんな事ないもん////…で……でも、ありがと…縁くん////」


縁(落ち着け落ち着け)←小声(すーはー)←深呼吸「紫姫、お手をくださいますか?今日は俺が紫姫の王子にならせてくれますか?」


紫「え////……もちろんです///縁王子様///」


縁「んじゃ行こうか。紫ちゃん////」


紫「うん////」


……間……


水亀&姫藍サイド


水亀「姫藍、何乗る?」


姫藍「んーじゃあ、アレは?」


水亀「ん?アレって。ジェ…ジェット…コースター……か?(怖がりながら)」


姫藍「ダメかなぁ?……何で怖がってるの?高いところダメだっけ?」


水亀「いや。速すぎるのが………さ。」


姫藍「じゃあ、水亀やめとく?」


水亀「いや。やめない。うん。大丈夫。姫藍と一緒だから。大丈夫さぁ(遠い目)」


姫藍「そ? じゃあ並ぼ?………ほら、行こう水亀?」


水亀「わっ。わかったから。そ。そんなに引っ張るなぁ////」


紫&縁サイド


紫「ねーねー。縁くん、次は何乗る?」


縁「ジェットコースターはさっき乗ったから。紫ちゃんが平気ならアレに入ろう?」


紫「ん?………お…お化け…屋敷…?(怖がりながら)」


縁「うん。…無理にとは言わないけど。紫ちゃんと入ったことないから、どうかな?って////」


紫「こ…怖いけど……縁くん…が一緒なら……ん。がんばる////」


縁「怖かったら俺に抱きついていいからさ////」


紫「う………うん////」


……間……


水亀「はぁ……はぁ。俺生きてる?………生きてるな。うん。生きてる。」


姫藍「そんなに怖かったの?大丈夫?水亀?」


水亀「大丈夫…………って、あれ?……なぁ、姫藍。」


姫藍「ん?水亀どうしたの?」


水亀「あそこに並んでるのってさ。紫だよな?(何か見知らぬ男と手をつないでいるのだが‼)」


姫藍「あそこって?お化け屋敷?」


水亀「うん。並んでる列にさ、紫と知らぬ男が仲良く手をつないでいるのだが。アレハ。俺のみまちがいか?」


姫藍「ん?………あ! 本当だね。誰だろうね。水亀、気になるの?」


水亀「き、気になるわけねぇだろ⁉(動揺)」


姫藍「あー。ハイハイ、気になるのね。なら声かけに行こうよ。ね?水亀」


水亀「……………っう…………」


姫藍「(水亀を引っ張っていく。)」


水亀「ひっ、引っ張るなって/////」


……間……


紫「ん?何か見たことある人達がこっちに来る?………って、お兄様ときらねぇ様!!!!」


縁「ん?どした?紫ちゃん?」


紫「縁くん、あそこにお兄様と彼女さんがいるの。会わせたことなかったもんね。こんな形で会わせることになるとは…………何かごめんなさい…(しょげた感じで)」


縁「ん? お兄様?あぁ。大丈夫だよ。紫ちゃん気にしないで?いつかは挨拶しなくちゃいけないんだから。さ?」


紫「縁くん、そう言ってくれてありがとう♡……本当に優しくて大好きだよ////」


縁「えと……俺も………その……だ…大好き…だよ////」


水亀「やっぱり、紫か!こんなところで奇遇だなぁ‼(縁を睨みながら)」


姫藍「あら?紫ちゃんこんにちは、一緒にいる男の子は誰かしら?」


紫「あっ。えと、きらねぇ様とお兄様にはまだ会わせたことなかったね。えと私の彼氏の縁くんです。」


縁「どうも、初めまして、紫ちゃんの彼氏の縁です。(何で俺は睨まれてる?)←小声で」


水亀「はぁ……(ため息)。紫に彼氏かぁ。。(残念そうに)+(縁を睨む)」


縁「あのすみませんが。何故俺をにらむのですか?なぁ、何で?俺が紫ちゃんの彼氏で悪かったなぁ‼」


紫「あ。あの。縁くん、落ち着いてぇーーーー((^^;)(;^^))」


姫藍「もぉ‼ 水亀、そんなに睨まないの全くもぉ。水亀がシスコンなのは知ってたけど。………ここまでとは………ね。(苦笑い)」


紫「とにかく。お兄様ときらねぇ様はデートなんでしょ?行って来なよ。話なら家で聞くから。楽しんでるのに。邪魔しないでよ………(泣き声)」


水亀「な、泣くなよ。紫、わ。悪かった。」


縁「たとえお兄様であろうと、俺の紫ちゃんを泣かせる奴は敵と見なした。許さん。まじで許さん‼(怒った感じで)」


姫藍「縁くん、何かごめんなさいね。水亀は、私に任せて。うん。楽しいところをごめんね。また今度ゆっくり話そうね。バイバイ紫ちゃん(水亀を引っ張って行く)」


水亀「だ…だから…………姫藍………引っ張るなぁーーーー!!!!」



…………おわり…………