心配性な彼氏と頑張り屋な彼女


○○には、彼氏役のお名前を入れて読んでください。


⚠リアル感出す為に1部〖アドリブ〗をお願いしてる所があります。


【分】


彼氏:ただいま。


(彼女のすすり泣く声)


彼氏:どうした?


(彼女のすすり泣く声)


彼氏:今日、何か辛いことでもあった?


彼女:『(涙を堪えながら)大丈夫。。大丈夫だから。。。』


(彼女の頭を撫でながら)


彼氏:お前の大丈夫は大丈夫って意味じゃない事くらい俺は知ってるんだよ。。少しでもいいんだ、俺に話せる?


彼女:『。。。。。。』


彼氏:無理に全部話せとは言ってないからさ、少しずつでも構わない、お前が抱えてる悩みや苦しみ、辛い事俺にも共有させてくれないか?


彼女:『なんで。。。なんで。。。』


彼氏:ん?


彼女:『(涙流しながら)なんでそんな優しい事言ってくれるの。。? わた、私の抱えてる事共有させて欲しいなんて。。。元彼にだって言われた事ないよ。。。』


彼氏:そりゃあ? 俺がお前の事誰にも負けない位すっげぇ愛してるからかなぁ。


彼女:『(涙流しながら)でも。。そうだとしても。。優しすぎるよ。。。』


彼氏:誰にでも優しい訳じゃないぞ? お前だから俺は優しくなれるんだ。


彼女:『(涙流しながら)え。。。私。。だから?』


彼氏:だってそうだろ? 惚れた女の全てを受け入れて、苦しみとかを共有してこそ本当の意味での彼氏だろ。な?


彼女:『(涙流しながら)そんな事言ってくれるの。。。○○くんだけだよ。。。』


彼氏:俺以外になんてお前の心奪わせねぇーよ。


彼女:『(小さい声で)○○くん以外に、奪われたくないよ。。。』


彼氏:お前は俺にとって世界の誰よりも大切で愛してやまない、たった1人だけの姫なんだからさ。


彼女:『(少し照れながら)ありがと。。。』


彼氏:だからさ、俺にお前が抱えてる事全部とまでは言わねぇーけど。話してくれるか?


彼女:『うん。。。わかった。。。話す。。。』


彼氏:それで? 俺の可愛いお姫様が泣いてる理由はなんだい?


彼女:『アドリブで』


彼氏:うん。


彼女:『アドリブで』


彼氏:うん。


彼女:『アドリブで』


彼氏:そか。。お前はお前なりに頑張ってるんだな。


(彼女の頭を撫でながら)


彼女:『そうなんだけどね。。。。空回りになってたみたいで。。。』


彼氏:空回りな。。。。きっとさ、お前は頑張りすぎなんだよ。だから、時には空回りしちまう事もあるんだと思う。


彼女:『そんなには。。頑張れて。。。ないよ?』


彼氏:そんなことねぇって、お前は、自分で気付かないくらい頑張り屋さんなんだよ。


彼女:『そう。。なのかな。。?』


彼氏:きっと、そうだと思うぞ? お前の周りの人たちも、頑張り屋なお前が頑張り過ぎてるのを心配してると思うなぁ。俺は。


彼女:『。。。。。』


彼氏:普段頑張り過ぎてる分、どこかで手を抜いてもいいと思うぞ。


彼女:『でも。。。仕事で、手を抜くなんてできないよ。。。』


彼氏:要はな、お前一人で仕事を抱え込まないで。周りの人にも頼っていいんだ。


彼女:『でも。。迷惑に。。。』


彼氏:ならないさ。 お前の周りの人もきっと頼ってもらった方が嬉しいと思うぞ?


彼女:『。。。。頼るの。。。苦手。。なの。。知ってる。。でしょ?』


彼氏:知ってる。 最初から頼れなんて言ってないだろ?


彼氏:お前のペースでいいから、少しずつ周りにも勇気を出して、声掛けてみなよ。


彼女:『迷惑って思われ。。ないかな。。。』


彼氏:大丈夫だって。お前の周りの人達だってさ、頑張りすぎてるお前の事が心配で堪らないはずだよ。


彼氏:お前から声掛けて貰えただけでも嬉しいって思ってくれるさ


彼女:『そう。。だったら。いいな。。。』


彼氏:きっと大丈夫だって、俺が保証するさ。


彼女:『。。。うん』


彼氏:もしな? お前の頑張りを否定する奴が居たら俺に直ぐに言えよ?


彼女:『。。うん。。言う』


彼氏:こんなに心崩れかけるまで、一人で抱えすぎなんだって。


彼女:『。。ごめん』


彼氏:謝らなくていいんだよ。俺も、もっと頑張るな。お前にどんな小さな悩みでも話して貰えるようにさ!


彼女:『。。これ以上優しくなるの?』


彼氏:ははっ笑 なるかもな。


彼女:『優しすぎると。。甘えすぎちゃうし。。。○○くんから、離れられなくなるよ。。』


彼氏:甘えてこい。今だってこういう時以外は、あんまり甘えてこないんだからさ。


彼女:『。。。。』


彼氏:お前の事、責めてるわけじゃないんだ。


彼女:『それは。。。分かってるよ』


彼氏:そうか? なら良かった。


彼女:『。。。。。』


彼氏:もっと甘えて来れるように、お前を甘やかしまくってやるからな?


彼女:『それは。。。ちょっと。。。。』


彼氏:そうかぁー? 残念だなぁ。。


彼女:『ふふふ笑』


彼氏:良かった。泣いてるお前もキレイだけど、やっぱりそうやって笑ってる方が可愛いな。


彼女:『!?////』


彼氏:うん、可愛い。


彼女:『今、こっち見ないで////』


彼氏:何でだよ? すっげぇ可愛い顔してるんだからさ、手で隠すなんてもったいない。


彼女:『そんなこと。。』


彼氏:ある。(小声で)ホント、世界で1番可愛すぎて心配になる。。。


彼女:『。。何か言った?』


彼氏:ん? あぁ。言ったな。


彼女:『なんて言ったの?』


彼氏:えとなぁ。。


彼女:『やっぱりいい。言わなくていい////』


彼氏:(耳元で)お前が世界で1番可愛い過ぎて心配になる。


彼女:『////////』


彼氏:あー。。。お前、ホント可愛いなぁ


彼女:『え。。。あ。。。』


彼氏:照れすぎて語彙力どこかに行ってるぞ笑


彼女:『ぅ。。。。』


彼氏:さてと。。頑張り屋や彼女のお前にコレやるよ。


彼女:『え。。コレって。。!?』


彼氏:たまには、女友達だけで遊んで来いよ。


彼女:『いいの?』


彼氏:いいに決まってるだろ。


彼女:『ありがとう。。友達に連絡して、遊びに行ってくるね!』


彼氏:あぁ。行ってこい。


彼女:『話、聞いてくれてありがとう♪』


彼氏:何時でも話聞くからさ、だから。あんまり抱え込みすぎんなよ?


彼女:『うん。頑張るね』


彼氏:おぅ。お前のペースで少しずつでいいからさ。


彼女:『わかった! やってみる!』


彼氏:じゃあ、顔洗って着替えて来いよ。今からご飯食べに行こうぜ。 あ、お前は財布持ってくんなよ。


彼女:『え!?』


彼氏:俺が全部出してやる、だから。お前の好きな所で食べよ。


彼女:『ありがとう』


彼氏:おぅ!


✿:~終わり~