❀:本編【残念な執事とお嬢様 ①】
執事:私(わたくし)の名前は〇〇でございます。☆☆お嬢様にお仕えをしている執事にございます。
SE:コンコンッ
執事:「☆☆お嬢様、起きてらっしゃいますか?」
お嬢様:「んん。。〇〇。。もう少し寝させなさいよ。。」
執事:「☆☆お嬢様、失礼致します。」
SE:ガチャっ
SE:パタンっ
執事:「☆☆お嬢様、ベッドの傍まで近づいてもよろしいでしょうか?」
お嬢様:「勝手にしなさいよ。。。まだ眠いのに。。」
執事:「では、失礼致します。」
執事:私(わたくし)は、☆☆お嬢様の寝ているベッドの傍まで歩み寄りました。
執事:ベッドで寝ている☆☆お嬢様の可愛らしい寝顔を見ていると、ニヤけてしまいます。
執事:「☆☆お嬢様、今日は''スライム''をお作りになるのではなかったのですか?」
お嬢様:「そうよ。。だから何?」
執事:「いえ、今現在のお時間が12時30分にございます。起きて貰わないと作れないかと。。。」
お嬢様:「今何時って?」
執事:「12時30分にございます。☆☆お嬢様。」
お嬢様:「やっばい!起きなきゃ!!」
執事:「では、布団を剥がさせていただきますね。」
SE:パサっ
執事:お嬢様の布団を捲ると。。
執事:パジャマを来ていたはずのお嬢の生足がチラリと私の方を向いてます。。。
執事:「☆☆お、お嬢様! 何というハレンチなお姿なんですか!!」
お嬢様:「は?何が?というか、ただパジャマが捲(めく)れてるだけじゃない。何?またエッチな想像したの?」
執事:「エッチな想像とはなんですか!!私は何も想像なんてしてはおりません!!
執事:さぁ、そんなハレンチな格好をしていないでお着替え下さい。」
お嬢様:「わかったわよ。着替えるから部屋から出てくれる?」
執事:「はい。では、一時的に失礼致します。☆☆お嬢様。」
SE:ガチャっ
SE:パタンっ
お嬢様:はぁー(ため息)。何で毎回、毎回、〇〇は頭が残念なのかしら?
お嬢様:ただ少しズボンが捲れて、素足が見えていた。それだけなのに。。すぐに、ハレンチだの、エロいだの。
お嬢様:はぁー(ため息)。黙ってればイケメンなのに。。。
お嬢様:本当、話すと頭が残念で。。。。。。
お嬢様:「さてと。これでいいかしら?」
✿:間
お嬢様:「〇〇、いいわよ。」
執事:「はい、☆☆お嬢様。では失礼致します。!?///」
お嬢様:「何よ?」
執事:「何ですか!?その、胸元のを強調した衣類は!!そんな衣類では、知らない男どもの恰好の餌食に、なってしまいますよ!!!」
お嬢様:「ならないわよ!!今日はスライムをつくるのよ?
お嬢様:何でスライム作るだけなのに、知らない男の餌食にならなければいけないのよ!!
お嬢様:〇〇、貴方の頭の中はどうなってるのよ!!」
執事:「どんなと言われましても。。。。」
執事:お嬢様のあんな姿やこんな姿が浮かんで来てしまうんです。。。なんて言えませんからね。。。
お嬢様:「あー。。。ハイハイ。言わなくて結構よ。ほら、昼食の準備をお願いね?」
執事:「はい!喜んで!」
お嬢様:「はぁー(ため息)」
✿:少しの間~昼食~
執事:「お嬢様、こちらへどうぞ。」
お嬢様:「あら、〇〇ありがとう。」
執事:「では、本日の昼食をお持ち致します。」
お嬢様:「ええ。」
✿:間
執事:「本日の昼食はこちらになります。」
お嬢様:「!?///」
執事:「☆☆お嬢様、何故顔を赤らめておるのですか?」
お嬢様:「ねぇ、〇〇? 貴方がこの盛りつけをしたのかしら?」
執事:「さようでございますが。。。何か不都合でもございましたか?」
お嬢様:「不都合って本気で言ってるの!?
お嬢様:何をどう盛り付けたら、女体盛りになるのよ!!」
執事:「どうって言われましても。。。お嬢様の事を考えながら盛りつけをした結果ですが。。」
お嬢様:「こんなの食べるわけないじゃない!!例え、例え、この女体がクッキーだとしても!!!
お嬢様:食べれるわけないでしょ!!!」
執事:「食べないのでございますか? それは勿体ない。では私めが『あーん』をして差し上げましょう!」
お嬢様:「しなくていいから!!食べる気失せたから結構よ!!」
執事:「さようでございますか。。。。それはとても残念です。」
お嬢様:「どこに残念がってるのよ!!」
執事:「☆☆お嬢様の可愛らしいお口が、女体風のクッキーを食べるお姿が見られず。という意味でございます。」
お嬢様:「本当に、このエロ執事!!!」
執事:「おや、それは分かりきってることではございませぬか?」
お嬢様:「もう知らない!!この。バカ!エロ執事!!」
✿:少しの間~自室にてスライム作り~
お嬢様:さてと、ボウル、洗濯のり、ホウ砂水に、かき混ぜる為のスプーンっと。。。
お嬢様:本当に有り得ないでしょ。。何でわざわざクッキーの形を女体に、するわけ?
お嬢様:ありえない。あんなの食べれるわけないじゃない!!
お嬢様:仕方ない、メイドに頼んで軽食を持ってきて貰いましょう。。。。はぁー(ため息)。
お嬢様:「さてと、あとはこれをスプーンで固まるまで混ぜれば完成なのよね♪」
SE:ぐちゃぐちゃっ
お嬢様:「それにしても、なんて言うんでしたっけ?
お嬢様:ASMRでしたかしら?
お嬢様:このスライムを混ぜる音が心地よいですわぁ♪」
SE:ぐちゃぐちゃっ。
SE:ちゅぽんっちゅぽんっ
お嬢様:「もう少しホウ砂水を入れましょうか。。」
SE:ちゅるるる
SE:ぐちゅぐちゅっ。
お嬢様:「きっと〇〇がこの音を聞いていたらまた、エッチな想像に飛ぶんでしょうね。。。。はぁー(ため息)」
SE:コンコンっ。
執事:「お嬢様、入ってもよろしいでしょうか?」
お嬢様:「嫌よ、今いい所なんだから入らないでちょうだい」
執事:いい所? それにしても先程から何かぐちゃぐちゃやら、ぐちゅぐちゅとエッチな音が聞こえて来ているのですが。。。
執事:まさか、お嬢様が私めに隠れて、お一人でいやらしい事をなさっているのでは?
SE:バンっ
執事:「☆☆お嬢様!そんなにお一人でいやらしい事をなさらないで下さい!! 言って頂ければお手伝い致しますから!!」
お嬢様:「はぁー(ため息)。スライムを作る時の音よ、またエッチな想像してたんでしょ。。。。(呆れる)」
執事:「オット、これは失礼致しました。。。
執事:てっきり、☆☆お嬢様がお一人でいやらしい事をなさっているのかと。。。。」
お嬢様:「そんな訳ないでしょ!!見なさいよ!私の手元を!!」
執事:「はい、スライムにございますね。。。」
お嬢様:「何でもかんでもエッチな方に考えるその癖を治して下さいません?
お嬢様:じゃないと、〇〇とは口を聞きませんからね!!」
執事:「!? ☆☆お嬢様それだけはご勘弁を。。。
執事:私めがなるべく口頭で言いませんから。
執事:ですからご勘弁を。。。。。。」
お嬢様:「黙ってればイケメンなのに。。。本当、〇〇って頭の中が残念な執事よね。。。もういいわ。ほら、出ていって。」
執事:「何故出て行けと言うのですか!?」
お嬢様:「何でって作ったスライムで遊ぶからに決まっとるでしょ!!」
執事:「それならば私めがお傍にいても、いいでは無いですか!!」
お嬢様:「あのね。。。いい?スライムを指で触る、押すとね、嫌でも〇〇の頭の中で残念な変換に変わるのよ。わかる?」
SE:ぐちゅっ。ちゅぽんっ。
執事:「あ。。あ。。。お嬢様のお指がスライムに入っていく//// なんといやらしい事を!!!」
お嬢様:「ほらね。。。だから、出ていってちょうだい!!」
執事:「いえ、ココにおります!!私めの大切な☆☆お嬢様のお指のいやらしい動きを脳裏に焼き付けておきます!」
お嬢様:「ただ単にスライムを触ってるだけだから!!どこもいやらしくないでしょ!!全く。。。」
✿:間
お嬢様:「どなたか真面目な執事と、ここにいる頭が残念な執事を交換して下さらない?
お嬢様:もう私には手に負えません。。。」
✿:~❀終わり❀~
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