残念な執事とお嬢様⑦


△△には、兄役のお名前を

○○には、執事役のお名前を

☆☆には、お嬢様役のお名前を

□□には、メイド役のお名前を


ジャンル:エロ×コメディ

【時間:10~15分】

この台本には、SE(効果音)をお願いする所がいくつかありますが、なければないで大丈夫です。あると、リアルに聞こえます。


執事:男。頭の中がピンクまみれになってしまった残念な思考回路の持ち主。

お嬢様:女。思考回路が残念になってしまった執事にツッコミを入れるお嬢様。

兄:男。妹(お嬢様)を愛する兄、ただ残念な事に。思考回路は執事と同等です。

メイド:女。残念な思考回路になってしまった執事をもつ、お嬢様が不憫でならないと思っているメイド。


❀:本編【残念な執事とお嬢様 ⑦】


お嬢様:今日はクリスマスですわね。。。はぁー(ため息)。。クリスマスと言えば、毎年お兄様が帰って来てた気がいたします。。。


お嬢様:お兄様が帰ってくるという事は。。。。


お嬢様:「また、アレを着させられるのかしら。。。。はぁー(ため息)」


執事:☆☆お嬢様がため息をついていらっしゃる。。。今日は、12月24日ですね。。。


執事:あっ。。。お嬢様のお兄様で在(あ)られる、△△お坊ちゃまが御帰宅なさる日でしたね。。


執事:という事はですよ? お、お、お嬢様の、セクスィーなサンタドレスが見られるって事ではないですか!!


執事:こうしてはいられません!! △△お坊ちゃまに何時頃御帰宅なさるのか連絡を取らねば!!!


執事:私、○○は。この日の為に☆☆お嬢様に仕えているようなものでございます!!


執事:お嬢様の生足が。。。。。ぁあー、脳裏に蘇(よみがえ)ってしまいますぅー!!


お嬢様:なに? なんか急に悪寒がするんですが。。。。。


お嬢様:ま、まさか。。。。○○が、お兄様に連絡をしに行ったのではないですよね。。。?(戸惑いながら)


お嬢様:今日は、御帰宅なさらないことを祈る他ありませんね。。。はぁー(ため息)


✿:間~執事サイド~


執事:自室に戻って来たのはいいが。。。。△△お坊ちゃまへの連絡先は何処にしまったんだったか。。。。


執事:んー。。。。あっ。そうでした、そうでした。


執事:こちらにありました。えーと。。。


✿:手紙(メール)を読むように。。。


執事:『△△お坊ちゃま、こんばんわ。私、☆☆お嬢様の執事の○○にございます。


執事:今日は12月24日にございますね。△△お坊ちゃまは、今年は御帰宅なさりますでしょうか?


執事:☆☆お嬢様も、△△お坊ちゃまに会えることを楽しみにしていらっしゃる様子でございます。


執事:御帰宅されるお時間等が分かりましたら、お知らせ下さい。お迎えに行かせていただきます。』


執事:こんな文面でよろしいでしょうか。。。。。


執事:では、送信致しましょう。


SE:ピロンッ(メール受信音)


執事:おっ。もう返事が来ました。。。ふむふむ。。


執事:『了解致しました。では、そのお時間にお迎えに行きます。』っと。。。


執事:ふふふ笑 さてさて、今年はどんなセクスィーなお嬢様を見れるのか、今からとても楽しみにございます♪


✿:間~お嬢様&メイドサイド~


お嬢様:「はぁー(ため息)」


メイド:「☆☆お嬢様、ため息つきすぎですよ苦笑」


お嬢様:「そんな事を言われましても。憂鬱(ゆううつ)なんですもの。。」


メイド:「あー。。。△△お坊ちゃまが御帰宅なさるから。という事ですよね?」


お嬢様:「ソレだけならまだ。まだよ。いいのですけど。。」


メイド:「例のアレを着させられるのが憂鬱なのですね?」


お嬢様:「そう!ソレよ!! 何が悲しくて、あんなはだけたサンタのドレスを着なきゃならないのよ!!」


メイド:「そこまではだけておりましたか?」


お嬢様:「はだけていたじゃない!!胸元や、足の所等。。。あんな。。。あんな。。明らかに、○○が喜ぶようなデザインのドレスなんて!!もう着たく無くなるに決まってるじゃない!!」


メイド:「とても☆☆お嬢様のスタイルが良すぎて似合っていましたけど。。。まぁ、○○に見られる事前提のドレスって言うことに関しては。。。私も憂鬱になりますね。。。」


お嬢様:「そうでしょう! あー。もう!! 何故今日は、12月24日なのかしら!!」


メイド:「何故と言われましても。。。世間一般的に、今日はクリスマスイブですからね(苦笑)」


お嬢様:「それは。。。そうなのですけど。。。はぁー(ため息) 本当に、△△お兄様が御帰宅されなければ1番いいのに。。。。」


✿:間


兄:あー。。久しぶりに、俺の大切なお姫ちゃんに会えるんだぁー!!!


兄:よし、今日着せるドレスは。。。どのサンタドレスにしようか。。。(悩みながら)


兄:ん?


SE:ピロリンッ(メール受信音)


兄:メール? あ、俺の姫ちゃんの執事の○○からじゃないか♪


兄:えーと。。なになに。。。


執事:『△△お坊ちゃま、こんばんわ。私、☆☆お嬢様の執事の○○にございます。


執事:今日は12月24日にございますね。△△お坊ちゃまは、今年は御帰宅なさりますでしょうか?


執事:☆☆お嬢様も、△△お坊ちゃまに会えることを楽しみにしていらっしゃる様子でございます。


執事:御帰宅されるお時間等が分かりましたら、お知らせ下さい。お迎えに行かせていただきます。』


兄:はは笑 ○○は変わらず、目的が姫ちゃんのドレス姿って所かな?


兄:なら、一緒に選んで貰うかなぁー。。。。とってもセクシーで☆☆の体のラインが分かる物を♪


兄:返事を打つか。


兄:『☆☆の執事の○○、こんばんわ。そうですねぇ。今日は、○○にとってもお楽しみな日だからな笑


兄:おっ!それは嬉しいじゃないか♪ 俺も、☆☆に会えること楽しみだよ。本当にね。


兄:あぁ。帰宅する予定だよ。時間は。。。だいたい19:00位かな。


兄:お迎え感謝するよ。あ、そうだ、○○さえ良ければ。


兄:今、ドレスを選んでいるんだが。☆☆に着せるサンタドレスを見繕(みつくろ)ってみるか?』


兄:っと。。よし、これでいいだろう。


兄:さてさて、今からとっても楽しみだ。(ニヤリ)


✿:少しの間


お嬢様:「あ。。。もう19時00分ですわ。。△△お兄様、今年は御帰宅されないのかしら。。。いや、例のドレスがなければ、お会いできるのはとても嬉しいのですけど。。。」


SE:コンコンッ


お嬢様:「はい。どなたですの?」


執事:「☆☆お嬢様、私○○にございます。」


お嬢様:「あら、○○。どうなさったの?」


執事:「△△お坊ちゃまが御帰宅なさりました事をご報告に来た次第でございます。」


お嬢様:「え。。。。△△お兄様が御帰宅なさりましたの。。?」


執事:「はい。さようにございます。☆☆お嬢様、私と△△お坊ちゃまは、入室してもよろしいでしょうか?」


お嬢様:「あ。。あはは(苦笑) ど。。どうぞ。お入りになって。。」


執事:「では、失礼致します。☆☆お嬢様。」


SE:ガチャッ


SE:パタンッ


兄:「やぁ!俺の可愛い可愛いお姫ちゃん♪ 元気にしていたかな?」


お嬢様:「△△お兄様、ちょっ///抱きつかないで下さい////」


兄:「なんだい?つれないなぁ。。俺はとーっても☆☆に会いたかったのに♪♪ あーあー。残念だなぁー。。」


お嬢様:「△△お兄様、そう言ってる割には。全然残念そうには見えないのですけど。。。」


兄:「あ、そうそう。☆☆に、似合うと思ってさ」


お嬢様:「こ。。今年もですの!? いやですわよ!!」


兄:「お?ツンデレかな?」


お嬢様:「ツンデレではございません!! 本心から嫌がってますの!!」


兄:「そんなこと言うなよなぁ。。。今回は○○が見繕ってくれたドレスに着替えて貰うからなぁ♪♪ 覚悟しておくように♪♪」


お嬢様:「な。。な。。。。○○!! 貴方がドレスを選びましたの!?」


執事:「はい。さようにございますが。。。何か不都合などございましたでしょうか。。。?」


お嬢様:「ありえない。ありえないわよ!! 


お嬢様:△△お兄様、何故、頭の中がどピンクであって思考回路が残念なこの○○に、私のドレスを選ばせるんですの!?


お嬢様:絶対。。絶対。。。着ませんからね!!」


執事:「(大袈裟に)。。。。そう。。ですよね。。。毎回、私が残念な思考回路を表に出しすぎてしまっていますので。。。


執事:☆☆お嬢様が、こんなにも拒絶なさるのでしたら。。


執事:☆☆お嬢様のお母様の形見のサンタドレスは。。。


執事:亡き奥様への写真でさえも、見せることが出来ないと。。。


執事:なんと。。なんと。。


執事:亡き奥様の墓前にどうお話をすればよろしいのでしょうか。。。。私、胸が痛むのでございます。。。」


お嬢様:「え。。。お母様のサンタドレスなんですの?」


執事:「はい。そうでございます。ですが、【私】が【見繕ったドレス】なので、着ないのでございましょう?」


兄:「☆☆着るのか?着ないのか、どうすんだ?」


お嬢様:「わ。。。分かりましたわよ。。。お母様のサンタドレスという事なら。。。着させてください。。」


兄:「(おっ。○○の迫真の演技のおかげで着るってさ笑)」


執事:「(えぇ。ですが、亡き奥様のサンタドレスは本当でございます。。。。)」


お嬢様:「△△お兄様?○○?何をアイコンタクトをしていらっしゃるのですか?」


執事:「いえいえ。何もしてはおりませんよ。☆☆お嬢様♪」


兄:「あぁ。何もしてないな。ははは笑」


お嬢様:「そう。で。すの?」


メイド:「☆☆お嬢様。。。流されては行けませんよ(苦笑)」


兄:「じゃあ、この母さんのドレス来てくれな?(ニヤリ)」


執事:「ええ、とっっっても似合うと思います。(ニヤリ)」


お嬢様:「な。。なんですの。。その何かを企んでますかの様な眼差しは。。。。。とても不安なのですけど。。。」


メイド:「☆☆お嬢様がお着替えになさりますので、1度ご退室下さいませ。


メイド:☆☆お嬢様がお着替え終わりましたらお声をおかけ致しますので。。。」


兄:「おぅ!□□、サンキュー♪ 有難く退室して待たせてもらうよ!」


執事:「では、私も1度失礼致します、☆☆お嬢様。」


✿:間~お嬢様&メイドサイド~


メイド:△△お坊ちゃまと○○が退室したのを確認してから、ドレスの入っている箱を床に置き、そっと箱を開けた。


メイド:あの2人がニヤニヤしていた原因は。。。


メイド:亡き奥様の。。。このドレスでしたんですね(苦笑)


メイド:胸元が強調されていて、尚且(なおか)つ身体のラインがくっきり見える薄生地。


メイド:そして、背中も開いている。。。と。。。。


メイド:あー。。。コレはセクシーと言うよりも。。。。


メイド:エロいの間違いでは。。。?


お嬢様:え。。。コレを私が着るのですか。。。?


お嬢様:こ。。これ。。。


お嬢様:胸元を強調とかそういうレベルではないのですけども!!!


お嬢様:ハレンチ。。。こんな。。エッチなドレス。。本当に。お母様のドレスなんですの?


お嬢様:お父様のご趣味であるなんて事。。ありませんよね。。。(引きつった笑い)


メイド:「。。。。。☆☆お嬢様。。着ましょうか。。。」


お嬢様:「。。。。。。着るしかないのですわよね。。。」


メイド:「。。。はい。☆☆お嬢様が着ると言ったので、着た方がよろしいかと。。。。。」


お嬢様:「。。。。そ。。そうよね。。。わ、分かりましたら。。もう。抵抗は、諦めましたわ。着ます。。。」


メイド:「では、お手伝い致します。」


お嬢様:「。。えぇ。□□、お願いしますわ。。。」


✿:間~着替えが終わる~


メイド:「☆☆お嬢様のお着替えが終わりましたので、どうぞおはいりくださいませ。」


SE:ガチャッ


SE:パタンッ


兄:「!?」


執事:「☆☆。。。お嬢様ぁあーーーー!!!!とっても、とってもお似合いにございますぅーー!!!!


執事:お嬢様の成長中のお胸様がきちんとこちらに顔を出してらっしゃる!!!


執事:あー。。。亡き奥様。ありがとうございます!!!


執事:私、嬉しくて涙が出てきましたぁー!」


お嬢様:「そ、そんなにジロジロ見ないで下さらない/// そ、それに。。。胸が顔を出すって。そんなことありませんから!!


お嬢様:○○、なんで喜んでるのよ!!!」


兄:「うん。エロいな笑」


お嬢様:「△△お兄様まで!!! もう見せたので脱ぎますから!!早く出て行って下さい!!」


執事:「何故、出て行けと言うのですかぁー?


執事:こんなにもセクスィーで、とてもエッチな、お嬢様のお姿。。。


執事:もぉー!!!我慢なりません!!!」


SE:ドンッ


お嬢様:「ちょっ/// ちょっと○○腕を離しなさいよ///」


執事:「無理です。男は皆(みな)狼であると、前に1度お伝え致しましたよね? ☆☆お嬢様のドレス姿がとってもエッチで、私。。。。


執事:もう、今日はお腹がいっぱいにございますぅー!!!


執事:ぁあーーー。。。☆☆お嬢様ぁー。。。うぐっ!!」


SE:ガンッ


お嬢様:「○○、床に伏せってなさい!!!」


執事:「何故、また。私の急所を。。蹴りあげるのでございますか。。。☆☆お嬢様ぁ。。。痛いのでございます。。。」


お嬢様:「それは、貴方が腕を掴んで壁に押さえつけたからですわよ!!」


兄:「○○、気持ちは痛いほど分かるが。。。暴走はやめとけ。。。うん。。。。見てるこっちも。。。急所痛い。。」


メイド:「ええ、暴走はよろしくないかと。。。」


お嬢様:「もぉー!!!!□□以外出て行って下さい!!!


お嬢様:絶対二度と、サンタドレスなんて着るもんですか!!!


お嬢様:○○も、△△お兄様も、来年は絶対に着ませんから!!」


❀:~終わり~