海空への手紙


世界線別のハリポタ界のシリウスに向けての手紙です。


女、一人称:私、僕。

読む時:手紙を読むようにゆっくり読んでもらえると良きかと。


ジャンル:手紙

【時間:5分】


本編:【海空への手紙】


私:海空への手紙。。。


私:昼間は海の様に青く、夜は海の様に暗く


私:まるで海を空に映したみたい。


私:今までも、何度も貴方を見ていたけど。


私:何でだろう、今こんなにも「逢いたい」って思っちゃった。


私:貴方は変わらず、この暗い空にキラキラと輝く1つの星。


私:でも、きっと。貴方が人だったら。


私:もっとキラキラしてると思うの。。


私:冬の夜空に光る、1つだけの星。


私:ずっと貴方の名前が分からなくて。ただ、ただ。


私:見上げては、「逢いたい」と願うばかりだったけど。。


私:やっと、名前わかったよ。


私:冬の夜空に輝(ひか)る1つだけの星、それは。


私:シリウス。


私:えへへ。やっと見つけたよ、貴方はあの気高き獅子(れぐるす)の兄だよね。


私:黒き狼、あの世界での貴方のもう1つの姿。


私:今度はちゃんと名前呼べるよ。


私:次は、一緒に生きよう?


私:何があっても、貴方を守ってみせるよ。


私:だって、貴方を照らすヒカリだから。


私:ふふ笑


私:ねぇ、シリウス? 


私:レギュラスを助けよう? 探そう。それで、もう過ちを侵さないように、2人で見守ろ?


私:貴方に手を伸ばせば、そっちに行けるかな?


私:シリウスのそばにずっといられますように。


私:シリウスを愛してます。


私:一つだけ空に光る強き星は、今年の冬もキラキラと明るく照らす。


私:昼間は海の様に青く、夜は海の様に暗く


私:まるで海を空に映したみたい。


私:そんな夜空は、海空だね。


私:シリウスへ贈る、海空への手紙



0:~~~終わり~~~