本編:【煌めく街にいるキミへ】
俺:煌めく街にいるキミへ。。。
俺:キミは毎日、毎日、俺を見上げては何かを願う。
俺:何を願ってるんだ? と、とても気になった。
俺:キミがどういう人なのか? 何で俺を想ってくれてるのか? それが気になったんだ。
俺:だってそうだろ? 世界が違う俺とキミ。
俺:俺はこっちで死んでしまった。それで星となってしまった。
俺:でもキミはまるで、全てを見透かした様に。
俺:夜空にチカチカと輝く星になった俺に手を何度も伸ばす。
俺:大事な甥っ子すらも、守れない。
俺:何が名付け親だ! って自分にイラついたりもした。
俺:でもその度に、キミの声が心地よかった。
俺:イラついた心がスっと落ち着いていく。
俺:キミは一体何なんだ? 俺の心をこんなに惹き付けて。。
俺:もし。神がいるのなら、キミの元で一緒に生きたい。
俺:キミの名前を、俺が生まれ変わったら。
俺:聞かせて欲しい。
俺:キミの願いを一緒に叶えよう。
俺:キミが願うのなら、レギュラスも探そう。
俺:そして、3人で笑って暮らそう。
俺:黒き狼の俺も、獅子のレギュラスも。
俺:今思えば、2人とも同じ寮のはずだったんだな。。。
俺:すまない、レギュラス。
俺:この煌めく街にいる、俺を愛してくれる、キミを。
俺:この手で抱きしめたい。この手で手を繋ぎたい。
俺:もし、許されるのなら。今すぐキミの傍へ。。。
0:~~~終わり~~~
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