【時間:10分】
登場人物①:俺、彼氏
登場人物①:○○には、相手役の名前を。
登場人物②:私、彼女
登場人物②:♡♡には、相手役の名前を。
本編:↓↓↓
0:【逆バレンタインで君の心を貰おうか】
私:「今日は、バレンタイン! 大好きな先輩へ一生懸命作ったこの!!私特製のチョコレート!!
私:今年こそは、ちゃんと渡すんだ♪♪」
私:学校内の先輩の教室へ向かう。
私:すれ違う人達からたくさんのチョコの香りがする♪
私:「やっぱり、皆バレンタイン楽しんでるんだね♪」
私:目的地の先輩の教室へ早足で向かう。
私:「えと、こんにちわ!♡♡先輩、いますか?」
俺:俺が教室で女の子達からのチョコを断ってる最中に、○○が呼んでるって、クラスの男子に言われた。
俺:俺の周りにいた、女の子達に、「ごめん、受け取れない」そう返すと、皆残念そうにしていた。
俺:悪いなぁとは思いつつ、クラスの女子が作るチョコは、甘ったるすぎて食えたもんじゃない。。
俺:俺を呼ぶ大切な彼女の所へ向かう。
俺:「○○どした? 何か用事か?」
私:「あの、えと。♡♡先輩、今時間ありますか?」
俺:「今? 別に平気だけど?」
私:「本当ですか!? じゃあ、あの、コレ受け取って欲しくて。。。」
俺:そう言って差し出されたのは、バレンタインのチョコ。
俺:恥ずかしいというか、クラスの連中からの好機な眼差しが、ウザったくて、○○の手を掴んで屋上へ避難した。
私:「へ? せ、先輩?」
俺:「ん?わりぃ、野郎共に○○の可愛い顔を、見られたくなくてさ」
私:「え、いや、あの。。私可愛くないですよ?」
俺:「何言ってんだよ。○○は可愛いよ。」
俺:彼女の髪を少し自分の指に絡めてキスをする。
私:「!? ちょっ/// 先輩////」
俺:「ほら、可愛い」
私:「あの、えと。それは不意打ちすぎます!!////」
俺:「何だ?嫌か?」
俺:俯いた彼女の顔を覗き込んで問いかけると、更に顔を赤くしてそっぽを向く、俺だけのお姫様。
俺:本当に可愛いすぎる。少しからかい過ぎたか?
私:「嫌じゃないです/// ただ、恥ずかしいだけですよ////」
俺:「(微笑みながら)そうか。」
私:(恥じらいながら)先輩のその優しい微笑みに弱いのに。。
私:「先輩、コレ受け取って下さ」
俺:「あー、そうだった。今日バレンタインだったよな?」
私:今まさにチョコを渡そうとカバンに手をかけたのに。。。
私:「はい! 今日バレンタインですよ?」
俺:「なら、コレやるよ。俺が作った○○の為だけにな?」
私:先輩から渡された箱を手に取ると、中に入ってたのは、指輪の形をしたチョコレートだった。
私:「先輩!コレ!?」
俺:「やるよ、お前だけにな」
私:「先輩ずるいですよ///これじゃあ、私のチョコ渡せないじゃないですか///」
俺:「何言ってんだ? お前からのチョコならこれで十分だよ。」
俺:彼女の、唇にそっとキスを落とす。
俺:キスをした時に彼女のチョコの箱をサッと受け取り回収する。
俺:「(微笑みながら)うん、甘いな」
私:「先輩!不意打ちですぅー//// って。それ、私のチョコ!!」
俺:「お前が俺の為だけに作ってくれたビターチョコ。貰っとくな?」
私:「直接受け取ってくれたらいいのに。。。でも、そんな先輩がかっこいいから好きです!」
俺:「好き止まりか? 俺は『愛してる(囁き)』」
私:「はぅっ!?/////」
俺:「(微笑みながら)本当に毎年毎年、○○をからかうのは飽きないな」
私:「こんなの毎年でも、心臓いくつあっても足らないですよ/////」
俺:「そうか? なら、来年も、再来年も。
俺:俺からの逆バレンタインで、○○の心を貰おうか」
私:「もう、奪われてますってば!!」
俺:「なら、心だけでなく。『○○の綺麗な身体も貰おうか(囁きながら)』」
~:♪終わり♪
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